普通科における合格者の決定について
選抜は学力検査(5科)の成績(満点は普通科400点、普通科総合選択制480点、普通科単位制高校は250点)に調査書の評定を加算した総合点。
調査書と学力検査の比重のかけ方には「4:6」(タイプⅠ)、「5:5」(タイプⅡ)、「6:4」(タイプⅢ)の3つの配点タイプ
各高校がそのいずれかを選択できます
調査書重視ですが、トップ校では調査書の評定は平均して9以上は必要です。
タイプを調べるのは各高校のホームページで調べられますし例年10月に公表されます。
合否判定は、総合点の高い順に募集人員の110%にあたる受験生までをⅠ群とします。その中から総合点の上位者90%(普通科、普通科総合選択制は男女各45%)にあたる人数を合格者とし、残りの人をポーターゾーンとします。そして、ボーダーゾーンの中から募集人員の残リ10%の人数が選抜されます。
ボーダーゾーン内の合格者の決定基準は、
①調査書中の各教科の評定を資料とする。
②学力検査の各教科の成績を資料とする。
③調査書中の各教科の評定および学力検査の各教科の成績のいずれも資料とする、の3つに大別できます。
①、②、③とも、全教科を資料とするもの以外に「一部の教科もしくは成績」、「全教科または一部教科の評定を各校が定めた基準で利用する」、「調査書の一部教科の評定と学力検査の一部教科の成績の合計」など各校により基準はさまざまです。
なお、全出願数が募集定員を上回っているにもかかわらず、男女どちらかの出願が45%に満たなかった場合は、満たなかった方の受験者は原則として全員が合格となります(普通科/普通科総合選択制の場合)。
前期 ・ 後期制
大阪府の公立高校では、学科により前期・後期に分けて選抜を行っています。専門学科・総合学科・普通科単位制高校は前期選抜(2月下旬)で、普通科・普通科総合選択制・多部制単位制高校(クリエイティブスクール)・定時制は後期選抜(3月中旬)での募集となります。前期選抜で合格した生徒は、後期選抜に出願することはできません。